群馬県の東吾妻町における林業の現状について、現場の皆様からお話を伺いました。地域で林業を営む方の平均年齢は75歳と高齢化が進む中で、海外からの加工材に押されて、山林の伐採だけでなく、木材加工の事業者も年々減少しているとのことでした。
この現実に対して、林業だけでなくあらゆる業界の皆様と知恵と力を合わせて、日本の豊かな水と緑の源である日本の山林を守るための新しい道を開拓して行くことが必要であると思います。
そして今、森林環境税により山林を守る財源が生み出される事になったこの時に、いよいよ日本の木材を有効に活用し、日本の山林を適切に保全する、新たな林業復興の好循環を生み出す時が来たと確信しています。