超高齢化社会の課題にAIを利活用

「超高齢化社会の課題にAIを利活用」をテーマに、エクサウィザーズ の石山社長より、認知症の方の行動心理症状を緩和する介護のあり方を、AIがコーチングするサービス等について、現場の映像を通してお話しを伺いました。

認知症の方へのサービス提供に熟練した介護職員と、認知症の方とのコミュニケーションが上手くいかない介護職員の動きの違いをAIで分析し、どの様にサービスを提供したら良いかをAIが介護職員にアドバイスする事で、サービス提供者にも利用者にも笑顔が広がっていました。

 

AIの具体的なアドバイスとしては、お話しをする時には顔を20cm以内に近づける事や、手を取る時には掴むのではなく親指を使わずに下から支える事等で、介護の現場での効果が出ていることに大変に感動いたしました。また、AIを活用した介護支援を進める上で最も大切なことは、まず現場の課題を抽出すること、次にその課題をどのように解決するか想像すること、最後に想像した事を成し遂げることとであり、現場が第一である事を改めて確認させて頂きました。