地域で評判の特別養護老人ホームを見学させて頂きました。各部屋からトイレにすぐに行けるように1ユニットに3箇所、また災害時対応用の共用トイレも2箇所のあり、1フロア14箇所のトイレが整備されていました。ユニットとユニットの間に共有の介護職員室が設置され、画像による見守りも行われておりました。
また、汚物処理用の除菌洗浄洗濯機、業務用大型乾燥機、使用済オムツ輸送専用のエレベーターの設置、人用のエレベーターには空気清浄機、ベットには見守りセンサー、職員の更衣室にはシャワールーム、ご飯と味噌汁と梅干しが常時準備されている職員食堂など、労働環境の整備も進められていました。さらに、看取りの際の家族の為の宿泊施設や葬儀スペースも整備など、きめ細かい配慮が隅々までなされており、大変に感動致しました。現場第一で、ICT機器や介護ロボットの更なる活用による、利用者の生活環境と職員の労働環境の改善の在り方について調査研究を進めて参ります。