栃木県の鈴木鹿沼市議会議員の案内を頂き、本人や家族が「何があっても守ってもらえる!」という安心感を持て任せられる市民成年後見人を目指して活動を進めている「NPO法人 市民後見人センターとちぎ」の大野益通さんと懇談をさせて頂きました。
成年後見人の仕事は財産管理と身上監護です。大野さんは、財産管理においては、①信託会社から銀行への必要経費の定額送金と、②後見人による銀行の支出を税理士がチェックする仕組みを整え、依頼者の財産が確実に守られるシステムを立ち上げました。また身上監護においては、一人一人が求めていることに対して、医療や介護のサービスの活用だけでなく、本人が亡くなられた後のことも含め、生活上のあらゆることに対して総合的な支援を目指して努力と挑戦を重ねていました。成年後見人のあり方について同じ考え方を持っていた私は、夢に見た成年後見人がここにいたことに大変に感銘を受けました。また大野さん、高齢者が最後の最後まで生き甲斐と喜びを持って暮らせる拠点の整備にも取り組んでいました。誠実に真剣に動き働く皆様と力を合わせて、すべての人々が安心して暮らせる社会を目指して参ります。