現行の介護保険制度の課題と対策について、現場で様々な課題に直面している群馬県渋川市の安カ川議員に同席して頂き、厚生労働省の担当者と協議をさせて頂きました。
具体的には、①介護度が軽減された場合のサービスの移行支援期間の設定、②中山間地域等のサービス提供量に応じた交付税措置等による報酬加算の可能性、③要支援の介護予防事業の全市民を対象にした健康増進事業との融合、④ICTを活用した施設人員基準の緩和や在宅での見なし施設介護の可能性、⑤職員の平均勤続年数の活用による報酬加算の算定の簡素化、⑥在宅での看取りを拡大するための報酬加算や遠隔診療看取りの可能性等、かなり自由に意見交換をさせて頂きました。一つ一つの現場の課題に真剣かつ大胆に取り組んで参ります。