地域性を考慮した支援の必要性を!

今日は、岩手県の宮古市と山田町にて、東日本大震災の被災者の皆様から様々なご意見を頂きました。

発災から3年、当初の計画より公営住宅の建設や高台移転が大幅に遅れるなか、足腰が思うように動かなくなった方、複数の病気を患い施設に入所された方、大掛かりな修繕を必要とする仮設住宅の発生、土地や資材の高騰で住宅再建に行き詰まっている方など、時間の経過と共に被災者の皆様の状況や取り巻く環境が大きく変化していました。この一人一人の状況の変化に適切に対応するために、当初計画した様々な施策の見直しの必要性を強く感じました。また、宮古市の地域包括ケアシステムの構築に向けての課題について、市の担当者の方からもお話を伺い、地域性を考慮した支援の必要性も確認させて頂きました。