リエゾンとは連携とか連絡の意味で、精神科医が精神科の外来や病院・病棟だけにとどまらず,外科医や内科医との密接で定期的な連携をとりながら、チーム医療に貢献する治療形態を表現した言葉です。
具体的な例としては、体の病気をもった患者さんのメンタルヘルスの管理,がん患者や家族に対してのカウンセリングなどが挙げられます。また、最近では、自殺予防策に関する取り組みなども進められているようです。
病気の予防や治療の効果について、患者さんの健康への意識や病気に立ち向かう姿勢によって大きく変わると言われています。また、病気の本人や家族にとっても、メンタル面のあり方で、生活環境が大きく左右されます。
この医療の現場での病気の治療において、肉体の治療と並行して、心の治療を進めることは、本人や家族にとって大変に重要な取り組みであり、医療や介護の現場におけるリエゾンの拡充に全力で取り組んで参ります。
(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)